2011年1月12日水曜日

2Dfactoを早速利用してみた

本日(1/12) 8:00より開始された「2Dfacto」を早速利用してみました。

2Dfactoとは、大日本印刷(DNP)、NTT ドコモ、CHI の共同事業会社のトゥ・ディファクトによる電子書籍ストアで、すでに開始されているDNPの電子書籍サービス「honto」で提供しているコンテンツなどをドコモのスマートフォンやブックリーダーで利用することができます。

ではまずアプリの準備をしましょう(今回はGalaxy Tabを使います)。
ドコモマーケットにアクセスし、そこから「電子書籍」というメニューを探して移動します。
この中の「BOOKストアアプリダウンロードはこちら」をクリックしてダウンロードします。
今回リリースされたアプリでは、以下の4種類のフォーマットに対応しているようです。
  • XMDF形式(シャープ)
  • ドットブック形式(ボイジャー)
  • イメージビューワ形式(DNP)
  • BSF形式(セルシス)
ではさっそくアプリを起動します。初回の起動時に秀英体フォントのダウンロードガイダンスが出ますので、綺麗なフォントで本を読みたい方はダウンロードをしておきましょう(しなくてもいいですし、後から設定メニューからもインストールできます)。

これがトップページ。
まずは左上の会員登録ボタンから「honto」の会員登録をしておきます(登録手順は省略)。
ちなみにIDはメールアドレスになります。

注意!
購入した本を端末にダウンロードして読むためには、「端末登録」という手順も必要です。
端末登録は会員登録終了後に、「設定」メニューの「アプリに会員IDを登録する」を選択し、取得した会員ID、パスワードを使って紐付けをします。
同時に複数のAndroid端末では閲覧することができないので、新しい端末に変えた場合や複数端末で切り替えながら見たい場合は、IDの紐付けをその都度付け替える必要があります。

会員登録が終わったら、早速本を探してみます。
一応サービス開始時は2万冊が用意されているとのこと。
「ジャンル検索」を押してみます。
現在ジャンルは「文芸・ノンフィクション」「趣味・生活」「ビジネス・教育・社会」「コミック」の大分類があります。それぞれさらに細かいジャンルに分かれているので、気になる本を探してみましょう。
もちろん、キーワードでの検索もできます。
ただ、現在はAndroidタブレットに対応している書籍がまだ少なく、品揃えはあまりいいとは言えません。
今回はビジネスというジャンルで、売れ筋ナンバーワンの本田直之さんの「レバレッジ時間術」を買ってみることにします。
購入する前に立ち読みもできます。
立ち読みというボタンを押すと、立ち読み用のデータがダウンロードされます。
まずは立ち読みで、操作を体感してみるとよいでしょう。
上部をクリックするか、メニューボタンを押すと次のようなメニューが画面の上部と下部に表示されます。
メニュー上部の左側アイコンを押すと購読モードから抜けます。同じく右上部のアイコンは検索で、本文を検索することができます。
下のメニューですが、一番左のアイコンが「目次」の表示、その右が「しおり」です。
「しおり」はその名のとおり、現在呼んでいる場所をマークするために使います。
複数のしおりを設定することができ、当然ですが設定したしおりを選択するとそのページに移動します。
メニュー下部のもっとも右側のアイコンが「設定」です。
ここでは書籍の表示に関する各種設定の他、操作方法などのヘルプが用意されています。
アプリのダウンロード後に秀英フォントをダウンロードしなかった人は、この画面からダウンロードができます。

さて、肝心のページ操作方法ですが、基本的に先に進むことを前提として考えられています。

そのため、画面上部以外をクリックするとすべてページ送りとして動作します。
ページを戻りたいときは右にフリックするのですが、これがなんだか反応が悪いです。

このビューワでは、フリックだけでなくドラッグにも対応しており、ドラッグすると1行単位で左右に移動できるのですが、これがフリックと判断されるかドラッグと判断されるかで思った動きをしないケースが多いようです。

操作感は以下の動画でご確認ください(画面が横になってます。すみません)。



では続いて購入手順を紹介しましょう。

先ほどの画面に戻ります(画面上部をクリックしてメニューを出したら、左上のアイコンをクリックすると戻れるはず)。

本を購入するには、まずは「買い物カゴに」ボタンを押してカゴに入れる必要があります。
続いて「購入手続きへ」ボタンを押します。
現在はまだクレジットカード決済しかできないようですが、いずれケータイ課金にも対応するとのことです。
購入が完了しましたので、コンテンツをダウンロードします。
ダウンロードが可能なコンテンツがリストされるので、ダウンロードしたいものを選択します。
購入したコンテンツは色々なデバイスで利用できるようになっています。例えば今回購入したコンテンツは、PC/iPhone/iPad/Androidスマートフォン/Androidタブレットの5種類で読むことができます。
ダウンロード期間は1年間でダウンロード回数は無制限になっています。
このあたりはコンテンツによって異なるのかもしれませんが、複数のデバイスで読めるのは非常によいですね。
というより、これが出来なければ電子書籍は普及しないでしょう。
サイズがそれなりにあるので、ダウンロードにはWiFi接続がお薦めです。
以上でとりあえず購入の手順は終了です。

パソコンでも購入したコンテンツが読めるか試してみました。
パソコン上のブラウザでhontoのサイトに行きます。
画面上部の会員メニューをクリックして、先ほど作成したID、パスワードでログインします。
会員メニューの「ダウンロードリスト」を選択すると、先ほど購入したコンテンツがリストされています。
これをダウンロードして見れば良いのですが、当然ビューワーが必要です。
Windows用に、「ブンコビューア」というアプリケーションが無料で用意されていますので、コンテンツを閲覧する前に別途セットアップをしておく必要があります。
ダウンロードはこちらからできます。


実際にパソコンで閲覧したのが以下の画面です。

なるほど。パソコンでもちゃんと見ることができました。
ただ、先ほどと同様、しおり機能もありますが、こちらはAndroidデバイスとは共有されません。

実際に利用してみての感想ですが、本を読むという行為で考えた場合の画面のサイズはGalaxy Tabが一番良いように思えます(iPadだとちょっと大きすぎて座って読む以外は難しいし、4インチ程度では小さすぎて読みにくい)。
その一方で、Androidタブレット用のコンテンツがまだ少ない(パソコンで検索すると、コンテンツ量の違いがよくわかります)のが欠点です。
この辺りは今後に期待をしたいところですね。

いずれにしろ、ビュー○のように出足でコケず(笑)に無事スタートしたようでよかったです。

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